毎日、暑い日が続く時期ですが、夏バテになってないですか? 大丈夫でしょうか?
梅が夏バテに効果的だと言うけれど、その効果と梅を使った夏バテ予防に効果的なレシピのお話を
したいと思います。
夏バテ予防には梅
昔から夏バテ予防には梅(梅干し)が効果があると良く言われますが何故なのでしょうか?
そもそも夏バテは何故起きるのでしょうか?
日本の夏は高温、多湿な状態が続き、体が順応しようと気候との戦いを開始しますが必要以上に
エネルギーを消費し、かなりの体力を消耗します。
その結果、高温、多湿に順応できず、発熱やだるさ、頭痛、食欲不振などの症状を起こします。
これが夏バテです。
夏バテには様々な原因があるのですが主には3つの原因があります。
・水分不足 :十分な水分補給がなされないために起きます。
・自律神経の不調 :高温、多湿な状態が続き体温調整等が上手くいかなことから起きます。
・胃腸の働きの悪化 :自律神経の不調なども原因し、胃腸が正常に働かなくなることから起きます。
梅(梅干し)には、この夏バテに効果的なミネラル、クエン酸、が多く含まれるため効果があると
言われています。
梅が夏バテには効果的
実際に、夏バテに効果がある梅(梅干し)ですが、その理由をお話しますね。
夏バテの予防に効果的な主な栄養素としては、
・たんぱく質、ミネラル、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンC
などがありますが、梅には、たくさんの栄養素があり、これらも含んでいます。
梅(梅干し)の栄養面で特徴的なのは、有機酸の多いことです。
疲労回復などに有効なクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、
その他各種有機酸が豊富に含まれています。
・ビタミンA、ビタミンB1、B2、ビタミンC、が豊富。
・クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、その他各種有機酸が豊富。
・タンパク質や、カルシウム、カリウム、リン、鉄などのミネラル(無機質)が豊富。
実に、多くの栄養素を含んでいます。 夏バテ対策には持ってこいですよね。
・ビタミンA :体の皮膚や粘膜を守り、眼や肌の健康を維持する。
・ビタミンB1 :糖質をエネルギーに換える。
・ビタミンB2 :脂質を中心にタンパク質、糖質などをエネルギーに換える。
・ビタミンC :活性酸素から細胞を守り、肌の老化を防ぐ
・クエン酸、リンゴ酸等の有機酸:栄養素をエネルギーに変換する働きを助ける。
唾液の分泌を助け食欲を増進させる
胃液等の分泌を高め消化吸収を助ける。
・ピルビン酸 :肝機能の強化
・カルシウム :骨や歯を作る
体の生理機能を調整し心を安定させる働き、筋肉の収縮,興奮や緊張の緩和、
血液凝固、動脈硬化や高血圧の予防、イライラを鎮めるなど。
主だったものだけでも、これだけの効果があります。 素晴らしいですね。
食中毒の予防にもなりますので、まさに夏にはぴったりの食材ですね。
注意としては、いくら効果があるからと言って食べすぎないようにすることです。
逆に塩分の過剰摂取になってしまいかねません。 1日2個~3個程度で押さえておくのが効果的です。
また、梅干しにも、たくさんの種類がありますが、 昔ながらの塩と梅と(シソ)で作った物に限ります。
他の余計な成分などが入ると、効果が落ちます。
梅の夏バテ対策レシピ
梅(梅干し)を使った夏バテ対策用レシピをいくつかご紹介したいと思います。
こんなレシピはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、梅(梅干し)による夏バテへの効果と夏バテ対策レシピについてお話してみました。
暑い夏、夏バテに気を付けて頑張って乗り切ってください。
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。
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