紫外線対策に、日傘を差す方も多くなる時期になってきました。
ところで曇りの日などに、日傘を差していますか? 差していませんか?
気に成るところですよね。そこで、曇りの日などに日傘は必要かについてお話ししようと思います。
曇りの日でも日傘は必要?
まずは、日傘が必要か、どうかは曇りの日の紫外線の量によりますよね。
なんとなく、曇りの日は、紫外線が降り注いでいないのではと考えがちですよね。
でも残念ながら、曇りでも紫外線が降り注いでいるんですね。
雲で紫外線はカットしきれないということなんです。
という事は、、、、結論を言ってしまうと曇りでも紫外線対策に、日傘は必要ということになります。
このあたりのお話しを、このあともう少し詳しくしますね。
曇りの日の紫外線と日傘対策
まずは最初に紫外線について簡単にお話をしますね。
紫外線について
■紫外線の種類
紫外線には「A・B・C」の3種類があります。
・紫外線A(UV-A):室内にまで届くほどで大量に浴び続けると、肌の「シワ・たるみ(光老化)」
を引き起こします。
・紫外線B(UV-B):肌の色を黒くするメラニンが作られ、「シミ・そばかす」の元に なります。
また、皮膚癌や白内障の原因にもなります。
・紫外線C(UV-C):現在のところはオゾン層などに吸収され地表には届いていません。
■曇りの日の紫外線の量
それでは、快晴時を100%とした場合の紫外線量の比べてみましょう。
・快晴時 :100%
・うす曇り:おおよそ80~90%
・曇り :おおよそ60%
・雨 :おおよそ30%
どうですか? なんと曇りでも、60%~90%もの紫外線量が降り注いでいます。
雨でも30%もの紫外線の量があるんですね。
また、雲の間から日が差している場合には快晴の時よりも多い紫外線が降り注ぐこともあります。
つまり、快晴だろうと曇りだろうと雨だろうと天候に関係なく紫外線は私たちに容赦なく降り注いで
いるという事ですね。
という事は・・・・そうです曇りの日でも紫外線対策は必要であり、日傘は必要なんですね。
ただ、日傘だけでは、上からの紫外線に対しては、それなりに防いでくれますが、道路や建物などから
の照り返し等には対応できないので、日焼けクリームなどを兼用することをお勧めします。
また雨の日でも、紫外線量が3割もありますので、UV加工された晴雨兼用などの日傘があると良いと
思います。
折りたたみの晴雨兼用などの日傘なら普段から持って歩くには便利で良いですね。
まとめ
今回は、曇りの日でも日傘は必要なのかについてのお話をしました。
まとめると、
・天候にかかわらず日傘(できれば晴雨兼用)は必要である。
(日焼け止めクリームなどを兼用するのがおすすめ)
という事になります。
日焼け対策にもいろいろありますが、日傘(晴雨兼用)を1本持つのもいいかもしれません。
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。
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