私の愛車VTR250(2009年FI車)が、今年もエンジンオイルの交換時期がやって来ました。
私自身は、いつも何気にやってしまっているVTR250のエンジンオイル交換です。
が、職場の方などから時折聞かれるのが、オイル交換の方法とか、時期とか、ワッシャなどのこと。
そこで、同じVTR250に乗っている方の参考になればと自己流の判断とやり方ですがお話しします。
VTR250のエンジンオイル交換の時期
VTR250(2009年FI車)のエンジンオイルの交換時期ですが、取扱説明書の記載では
初回:1,000kmまたは1か月
以後:6,000kmまたは1年ごと
とあります。
これにも、人それぞれの意見があるようです。
・距離に関係なく6ヶ月に一度交換すると言う方。
・3,000kmごとに交換すると言う方。
・5,000kmごとに交換すると言う方。
なかには、年間に乗る距離が少ないから、何年も交換していないなんておっしゃる強者もいるようです。
私個人的には、周りの意見ではなく、おすすめは取扱説明書の記載通りです。
ちなみに私は、VTR250の他にスクータもありますが
■VTR250
5,000kmまたは1年(そのシーズン乗り始めの適当な天気のいい日の土曜日)ごと
■LEAD EX(110CC スクーター)
1,000km(1,000kmごとの適当な天気のいい日の土曜日)ごと
と決めてやっています。
今回のエンジンオイル交換は、「1年(そのシーズン乗り始めの適当な天気のいい日の土曜日)ごと」での実施です。
VTR250のエンジンオイル交換の方法
それでは、私の自己流ですが、エンジンオイル交換の方法(手順)をお話ししますね。
分かりやすいように写真を使っていきますが、私の自己満足になっていてもご勘弁ください。
また、このやり方で私自身は問題が起きたことがありませんが、記載の内容でご自身のVTR250に、不具合が出てしまっとしても責任は持てませんので、あくまでも自己責任でお願いいたします。
不安であれば、バイク販売(整備)店でのエンジンオイル交換をおすすめします。
【1】これが、エンジンオイルを交換する実車
愛車 VTR250(2009年式 FI車)
【2】用意したもの
・HONDA純正エンジンオイル ウルトラG1(MA 10W-30 SL級)
今回は、オイルフィルターも交換するため、念のため3本用意
・オイルフィルター
純正ではありませんが、パッキンがセットだったので選んじゃいました。
・オイルドレイン シーリングワッシャー
私は、もう1台のLEAD EX君と共通なので、まとめ買いをしています。
・オイル処理ボックス 2.5L用(友人からのもらい物)
これは、オイルの廃油処理を考えると必要だと思います。
・12mmのボックス、17mmのボックス、ラチエットハンドル
私は元々持っているので、ボックスを用意しましたが、メガネレンチでも問題ないと思います。
オイル交換だけなら17mmだけで大丈夫です。
・トルクレンチ
私は元々持っているので、用意しましたが、なくても問題ありません。
・軍手
なくても良いですが、あった方が良いと思います。
・トレーパット
なくても良いですが、あると便利だと思います。
【3】交換前エンジンオイルの量と汚れ具合
【4】オイルドレインボルトとオイルフィルターセンターボルト位置の確認
【5】オイル交換前には、エンジンを3~5分間アイドリング運転してオイルが抜きやすくします。
【6】アイドリング運転終了後、エンジンを止めて2~3分後にオイルフィラーキャップを外します。
【7】オイル処理ボックスをエンジンの下へと準備します。
【8】バイクの左側からオイルドレインボルトを17mmのボックスで外してオイルを抜きます。
この時、オイルが熱いので火傷には気を付けてください。
私は、軍手を付けて、オイルドレインボルトもオイル処理ボックスに落としてしまっています。
【9】外したオイルドレインボルトのシーリングワッシャーはこんなに大きくなるんですね。
【10】バイクの右側からオイルフィルターセンターボルトを12mmのボックスで外します。
緩んだ途端にカバーの隙間からオイルが流れ出しますが、無視して続行します。
途中からは、オイルフィルターセンターボルトではなくカバーを持って回した方が楽で速いです。
【11】外したオイルフィルターです。
外した、センターボルトとカバーからOリングを外します。
センターボルト、カバー、スプリング、ワッシャーはウエスなどで清掃しておきます。
【12】オイルフィルター、オイルドレインボルトを組み立てます。
新品のOリングにエンジンオイルを塗布して、センターボルトとカバーに取り付けます。
センターボルトをカバーに取り付け、スプリング、ワッシャー、オイルフィルターをセンターボルトに
取り付けします。
オイルドレインボルトに新品のシーリングワッシャーを通しておきます。
【14】オイルフィルターとオイルドレインボルトを取り付けます。
エンジン側クランクケースのオイルフィルターの取り付け面をウエスなどで清掃します。
エンジン側クランクケースのオイルドレインボルトの取り付け面もウエスなどで清掃します。
清掃後、オイルフィルターとオイルドレインボルトを取り付けます。
■オイルフィルターセンターボルト
締め付けトルク:18N・m(1.8kgf・m)
■オイルドレインボルト
締め付けトルク:30N・m(3.1kgf・m)
【15】エンジンオイルを入れます。
エンジンオイルの容量は
■オイル交換時 :1.9L
■オイルフィルター交換時:2.1L
となっています。
今回は、オイルフィルターも交換していますが、取り敢えず2L(2本)だけ入れてみます。
【16】オイルフィラーキャップを取り付けます。
【17】オイル交換後の検査
オイル交換後、【5】【6】と同じように、エンジンをエンジンを3~5分間アイドリング運転します。
エンジンを止めて2~3分後に、オイルレベル点検窓からオイルの量を点検します。
オイル漏れがないかなども確認します。
私は、その後近所を3~5km程、走行してオイル漏れなどを再確認しています。
今回は、オイルフィルターも交換していますが、2L(2本)で大丈夫でした。
そうそう、VTR250はメインスタンドがありません。
そのため、今までは、自分で立てたり揺らしたりしていました。
今回は安いスタンドを購入して使いました。
まとめ
どうでしたでしょうか?
お役に立てましたでしょうか?
私の覚書程度の内容かもしれませんが、オイル交換くらいは自分でやってみようと思っている方々。
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。
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