前回は、AT小型限定普通二輪教習で、第二段階の3時間目までのお話しをしました。
バイク教習の一本橋で、苦労している私ですが、いよいよ第二段階も終わりへと近づき上手くいけば卒検も近いところまで来ました。
今回は、前回の続きで、いよいよAT小型限定普通二輪バイク教習の第二段階の4時限目のみセット教習のお話をします。
さあ、私のバイク教習の体験談をお話しの開始です。
バイク教習 第二段階のセット教習
さあ、AT小型限定普通二輪教習の第二段階のセット教習の開始です。
セット教習は、シュミレータにて1時間の教習+学科を1時間の合わせて2時間の連続教習になります。
■2013年7月16日(火)夕方
この日のシミュレーターは、今までと同じ3人での教習でした。
また、連続で行われる学科も、同じ3人での教習でした。
もちろん、間に休憩をはさみます。
やるべき教習課題は、
・15.危険を予測した運転
になります。
今回のシュミレーター走行では、これから免許取得後に路上での全体的な注意事項のみで、個々には注意はありませんでした。
学科は、まずDVDでによる事故の映像や、危険を予測した運転に関する映像を見た後、試験問題がありました。
この試験問題で、落ちるとかいう事は全員ありませんでした。
シュミレーター教習と学科教習を受けて終了。
取り敢えず、ハンコはいただきました。
教習終了後、次の予約(みきわめ)を入れて帰りました。
バイク教習 第二段階のみきわめ
AT小型限定普通二輪教習の第二段階の5時限目みきわめ教習の開始です。
なんとか受かりたいという気持ちでいっぱいでした。
■2013年7月19日(金)昼間
実車教習で、検定コースを覚えながらのコースをひたすら走りました。
やるべき教習課題は、
14.交通の状況及び道路環境に応じた運転
17.教習効果の確認(みきわめ)
でした。
5時限、「みきわめ」のハンコをいただきました。
教官から「帰りに卒検の予約入れて行ってね」と言われ「はい」といって微笑んだのを覚えています。
言われた通り、卒検の予約を入れて帰りました。
バイク教習 卒業検定
いよいよAT小型限定普通二輪教習の卒業検定です。
「コース間違えたらどうしよう」、「一本橋落ちたらどうしよう」、・・・
もう、心臓はバクバクしています。
■2013年7月21日(日)午前中
まずは、教室に案内され、卒業検定の説明とコースの発表を受けます。
教室内は、大型自動二輪、普通自動二輪、AT普通自動二輪、小型限定普通二輪、AT小型限定普通二輪の人が一緒に説明を受けました。
この日は、AT大型自動二輪の人は居なかったようです。
AT大型自動二輪の人は教習中は、結構いましたが、卒検を受ける、この日には居ませんでした。
席が近かった、同世代の方に話しかけられ、4人で話していたら、皆さん、私と同じAT小型限定普通二輪を取りに来ている人たちでした。
内1人は、今回が卒検3回目で、今日落ちたら奥さんから、もうお金出さないからあきらめてくれといわれていると言っていました。
もう1人は、今回が2回目で、やはり奥さんから最後通告されていると言っていました。
もう1人と私は初めて組でしたが、自分も同じかもと思い、すごくプレッシャーになったのを覚えています。
因みに、卒検に落ちると、最低でも、1時間実施教習を受けて、卒検再チャレンジになります。
私の出た教習場では、2013年7月当時の金額で、技能料金3150円+卒業検定料金8400円の合わせて、11550円が、かかります。
3回落ちてしまうと、*3で、34650円のオーバーとなり、家計に響きます。
コースに出る前から、超プレッシャーです。
さてさて、心配を胸に待機所に行き、プロテクターとゼッケンをつけてスタート地点で順番待ちをしながら、前の人の走行を見ながらコースを頭の中でシュミレーションします。
そんな時、前の人が、一本橋を落ちてしまい中止指示が出てしまいました。
余計に、プレッシャーが押し寄せます。・・・・落ちたらどうしよう・・・・
自分の番が来て、安全確認をして、乗車、一本橋手前の停止線まで来ました。
ここまでは、問題なく普通に走れていると思います。
一本橋を前に、体がガチガチになっているのが自分でも分かりました。
でも行くしかない。
「落ちなければいいんだ。」とにかくGO!
渡りました!
しかし、めちゃくちゃ早いスピードで一気に渡り切ってしまった。
AT小型限定普通二輪では、一本橋は5秒以上で渡らなければなりません。
1秒オーバーごとに5点減点です。
6秒オーバーの11秒だったらすでに30点減点で他になにかあれば、もうアウトです。
その後は、頭が真っ白なまま、取り敢えずは完走してゴールについていました。
待合室で待つように言われたので待合室に向かいました。
待っている間、試験前にお話しした人がいたので、お互いに「やばいかも」なんて話をしていました。
今回が2度目だという人は、教官が戻って来ても教室に戻って来ませんでした。
おそらく、中止になって帰らされたのだと思います。
教室の中で、検定委員の方が何人か来て、検定を受けた時のグループごとに分かれました。
そこで、一人一人みんなの前で呼ばれ、本日の検定での走行上の注意点を告げられながら、合格、不合格を言われていきます。
都市伝説的に「完走したら合格」は、必ずではないみたいです。
私たちのグループは10人程度でしたが、不合格者は1名で、残りは全員合格でした。
そうです。
私も合格しました。
よかったぁ!
本日3回目の人も合格、私と一緒の初めての人も合格!
よかった。 よかった。
合格者は、卒業式にでますが、卒業式までは、だいぶ時間があるので、一旦自宅へ帰ります。
自宅で妻に合格を知らせ、卒業式の時間まで待ちました。
卒業式の時間近くに、また教習場へ向かい、先程と同じ教室で、諸々の説明を受けたあと、名前が呼ばれ、卒業証明書をもらい帰宅しました。
入校してから、およそ1ヶ月、最後まで一本橋に苦しめられましたが、無事卒業となりました。
最初に、「年齢的に倍は考えてね」で、ビビりながらの教習でしたが、無事に3時間+5時間の8時間で卒業出来ました。
教官のみなさんありがとうございました。
あとは、卒業証明書を持って、二俣川運転試験場に行くだけです。
AT小型限定普通二輪の免許取得
私は、神奈川県なので、運転試験場が二俣川運転試験場になります。
卒業証明書を持って、7月30日に、二俣川に行き、AT小型限定普通二輪の免許を交付してもらいました。
昔は、免許を取得したらその日から二人乗りできたのですが、今は1年経過しないと二人乗りは出来なくなっていました。
また、取得後1年以内に3点以上の違反をすると、初心者運転講習を教習場で受けないといけないようになっており、昔とは、ずいぶん変わったのだと実感しました。
そんなわけで、無事免許を取得しました。
免許が手に入ると、バイクが欲しくなります。
三日後の、2013年8月3日、いろいろ調べて、シート下の収納が大きい、リードEXを中古で購入しました。
それから現在まで、通勤に、買い物にと、妻とタンデムでお出かけしています。
荷物がたくさん入るので、ちょっとした買い物には十分です。
また、車ほど止め場所に困らず、渋滞も避けられるので助かっています。
まとめ
今回で、AT小型限定普通二輪のバイク取得の体験談のお話はおしまいです。
次回からは、限定解除して普通自動二輪を取得した時の実践記のお話をしていきます。
身長165cm短足のおっさんが、とれたんですからあなたも取れますよ。
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。
コメント
これから AT小型二輪の教習を受けるものですが、わかりやすい説明で事前にイメージができ とても参考になりました。 結構盛りだくさんなのですね。
頑張るべき具体的な内容が見えて安心しました。ありがとうございます!
コメントありがとうございます。
お役に立てらたらうれしいです。
私は中々できませんでしたが、落ち着いて、あせらず楽しんで教習(走り)を
するのが一番だと思います。
頑張ってください!