いよいよ夏のレジャーシーズン本番ですね。
山や川、海と自然と仲良しになれるチャンスがいっぱいです。
そして山と言えば、山開きは7月1日になります。
実は、7月1日は、山開きだけではなく、川開き、海開きの時期でもあるんです。
そこで今回は、その中から山開きの、お話しをしましょう。
山開きだよ。その由来について
日本には、神様が宿るといわれる山(霊山)がたくさんあります。
そんな霊山への入山は修行をするための山伏や僧侶にしか許されていませんでした。
一般の人が山に入れるのは、夏の間の一定期間だけでした。
それが、山開きの由来となります。
そんな山開きの期間ですが、一般的には7月1日から8月31日の2か月間とされています。
これも、その山によって少しずれるところもあります。
山開きだよ。その代表は富士山
霊山と言うと、まず最初に思い浮かぶのは、日本を代表する霊峰富士、富士山ですよね。
日本各地には、富士山をお祀りする神社がたくさんあります。
毎年行われる富士山本宮浅間神社の「お山開き」には、富士山の雪解け水で禊(みそぎ)が行われます。
これには、毎年大勢の人たちが参加しており、さまざまな式典や神事などが行われています。
江戸時代には、富士山に登る「富士詣」が大流行したそうです。
しかし、本当に登るのは、難しかったため、富士塚という人口の山に登ったそうです。
この富士塚ですが、あちこちにあり、富士塚に登ることにより、実際の富士山に登ったのと
同じご利益があるといわれています。
山開きだよ。 登山に注意すること
どこの山に登るにしても注意したいことがあります。
登山は体力に注意
まずは、自分の体力に合わせて無理をしないこと。
山頂登山にかかわらず、さまざまなコースを歩く登山(トレッキング)。
ハイキングのように簡単にあるけるコースもあれば、雪の中や沢をあるくような
ハードなコースまでいろいろあります。
そんな時、無理をしないで、自分の体力に合わせて楽しみながらあるくことをおすすめします。
決して、無理をしないでください。
登山中に危険な植物に注意
登山をしていると、珍しい植物を見かける事も多いですよね。
そんな時、注意してほしいのが危険な植物もあるので注意しましょう。
ツタウルシやハゼノキは、ふれると強いかぶれを引き起こすことがあります。
シキミやドクウツギなど有毒な植物もあります。
また、知らないキノコや木の実を口にするのも絶対にダメです。
ふれるだけでかぶれる植物もあるので、肌を露出しない服装で登山しましょう。
スズメバチなどの刺す虫にも注意しましょう。
天候の急変に注意
山の天気は急に変わりやすいです。
登山前に天気予報を確認して、怪しい時には無理な登山をしないようにした方がいいでしょう。
また、濃い霧が出てしまった場合などは、視界がきかなくなります。
確実に道がわかっている時には、道しるべ(ケルン)などを頼りに歩きましょう。
道がわからない場合には、地図とコンパスを使用して正しい方向を選んで歩きます。
むつかしい場合には、危険なので晴れるまで待つか、詳しい人が来るまで待ちましょう。
霧と同じように困るのが、雨のあとに歩く時です。
土砂崩れや、滑ったりする危険がありますので」十分注意して歩いてください。
まとめ
今回は、山開きについてのお話しをしました。
是非、山開きしたら、登山の注意を心に楽しい登山をしてください。
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。
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