日本の花火、隅田川花火大会、かけ声の「たまや」「かぎや」の由来は?

花火大会

夏のメインイベント夜空を彩る、きれいな花火大会があちこちで開催されます。
 
ドーン! ドーン!とお腹に響く花火の音がたまらないですよね。。
 
花火大会の開催情報は、いろいろあるけれど、そもそも花火はいつから始まったの?
 
そんな素朴な疑問がふと湧きました。
 
そこで今回は、そんな疑問に答えるべく、花火の由来についてのお話しをしましょう。
 
 
 

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日本の花火の由来は?

 
花火の原料と言えば、火薬ですね。
 
1543年に、九州の種子島に鉄砲が伝わります。
 
いわゆる「鉄砲伝来」です。
 
この鉄砲伝来と同時に火薬の技術も伝えられることになります。。
 
この火薬も花火の形をとられる前は「のろし」として使われていました。
 
今のような観賞用の花火になったのは諸説ありますが、1613年に時の将軍である徳川家康がイギリスから献上された花火を江戸城から打ち上げたのがはじまりといわれています。
 
日本の花火大会で一番古い歴史を持つのは、墨田川花火大会になります。
 
 
 

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隅田川花火大会の由来は?

 
日本の花火大会で一番古い歴史を持つのは、有名な墨田川花火大会になります。
 
この隅田川花火大会の由来についてお話をします。
 
そもそもは江戸時代の「両国川開き」に由来します。
 
当時、飢饉と疫病の流行でたくさんの人がなくなりました。
 
時の八代将軍である徳川吉宗は、犠牲者の魂を慰め、悪霊退散を願い、川開きに水神祭行いました。
 
そのときに両国橋の料理屋があげた花火が、墨田川花火大会のはじまりだといわれています。
 
 

 

花火のかけ声「たまや」「かぎや」の由来は?

 
打ち上げ花火をみながら「たまや~」、「かぎや~」と掛け声をかけますが、どうしてでしょう?
 
そこで、掛け声である「たまや」「かぎや」の由来についてお話をします。
 
これは、先ほどお話ししました、「両国川開き」で「鍵屋」の花火が江戸中で大評判となり一躍有名になりました。
 
その後、「鍵屋」の七代目が分家して「玉屋」をはじめました。
 
両国の花火大会では、川の上流は「玉屋」が、川の下流は「鍵屋」がとお互いに花火の技術を競い合いました。
 
花火を見ていた人々は、花火が上がるたびに「たまや~」、「かぎや~」と掛け声をかけていました。
 
その後、「玉屋」は大火事を出してしまい一代限りで江戸を追放されてしまいます。
 
この掛け声は、江戸時代からの名残だったんですね。
 
 
 

まとめ

 
今回は、花火の由来についてお話しをしました。
 
ちょっとしたうんちくですが、知ったうえで楽しむ花火はもっと楽しくなるのではないでしょうか。
 
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。

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