今回は、お彼岸のお墓参りの期間はいつからいつまで? お墓参りの時間帯は? その作法は?
分からないことだらけ。
そんな、お困りのあなたの為に、お彼岸の墓参りの期間と時間帯と作法についてのお話しをします。
お彼岸の墓参りの期間
お彼岸のお墓参りは、いつからいつまでの期間に行けばいいのかでしょうか?
すばり、お彼岸の期間であればいつでも大丈夫です。
それでは、お彼岸の時期はいつからいつまでなのという事になりますが、お彼岸の期間は、秋分の日を
お彼岸の中日として、その前後、3日間を足した7日間になります。
今年で言うと、19日(月)敬老の日「彼岸の入り」からの25日(日)「彼岸の明け」になります。
「彼岸の中日」が22日(木)秋分の日になります。
つまり、お彼岸の入りの19日(月)敬老の日からお彼岸の明けの25日(日)までが、お彼岸の墓参りの
期間になります。
また、本来はこだわる必要はないのですが、19日(月)と25日(日)は友引で、21日(水)が仏滅、
お彼岸の中日の22日(木)が大安になります。
お彼岸の入りとお彼岸の明けが共に友引になりますが六曜日は、お墓参りに関係はありませんので、
気にせず、ご自分の行ける時に行ってください。
また、お墓参りは、毎日行く必要はなく、お彼岸の期間内のどこか一日だけ行けば大丈夫です。
お彼岸の墓参りの時間帯
お彼岸のお墓参りの期間が分かったところで、時間は何時から何時に行けばいいのかでしょうか?
これは、地域によっても違うようですが、朝はお坊さんに用事がなくてお墓参りだけなのであれば
朝6時位からお墓参りをしてもいいでしょう。
お坊さんに用事がある場合には、お寺さんは起きているでしょうが、早い時間ではなく、朝9時以降に
した方がいいでしょう。
また、お墓参りは、一般的には、午前中には終わるようにするのがいいでしょう。
どうしても午前中は無理と言う場合には午後でも構いませんが、夕方4時までには、お墓参りが終わり
お寺さんを出られるようにするといいでしょう。
◆お寺さんに声をかけなくても良い場合
朝6時~午前中(遅くとも16時にはお寺さんを出られるように)
◆お寺さんに声をかける場合
朝9時~午前中(遅くとも16時にはお寺さんを出られるように)
お彼岸の墓参りの作法
お彼岸のお墓参りの期間も時間も分かりました。 最後は作法ですね。
① バケツに水を入れて持ってお墓に向かいます。
② お墓の草むしり、落ち葉、古い花等のゴミの掃除を行います。
③ 水を良く絞ったタオルで、お墓本体を磨いていきます。
お墓の上から水をかけると、ご先祖様に「冷や水を浴びせる」ことになります。
またお水をかけると墓石も痛みやすくなりますので、お水をかけるのはやめましょう。
④ 茶碗や湯呑を置いている場合には、それらもきれいに洗い元に戻します。
花筒の中が汚れている場合にもきれいにします。
⑤ 掃除が終わったら、お花を添えます。
⑥ お線香に火をつけて供え、手を合わせ感謝の気持ちを込めてお参りをします。
⑦ 最後に、出たごみは所定の決められた場所に運びます。
バケツに水が残った場合には、その場でこぼさず、バケツに水を入れたところでこぼします。
また、お墓へのお供えですが、最近では、お供え物がカラスや犬、猫の餌になり、お墓を荒らすので、
お墓に食べ物をお供えするのを禁止するお寺さんも増えています。
ちなみに我が家のお寺さんもお墓に食べ物や飲み物を置いたままにするのは禁止で、お墓参りの場だけ
お供えして、お参りが終わり帰る時には全て持ち帰っています。
まとめ
今回は、お彼岸の墓参りの期間と時間帯と作法についてのお話をしました。
ご先祖様を敬い、お墓をきれいにして、ご先祖様に感謝の気持ちを込めてお参りをしましょう。
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。
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