初詣にお参りする意味とは?お賽銭を入れたりお守りを買うのは何故?

初詣

もうすぐお正月ですね。
 
お正月には、初詣のお参りに行く方も多いですよね。
 
でも・・・・・
 
どうしてお正月には初詣のお参りに行くのでしょうか?
 
そしてどうして、お賽銭を入れるんでしょうか?
 
神様にお願いをするためですか?
 
でも神様がお金を要求しているのでしょうか?
 
お守りも買いますよね。
 
どうして?
 
実は、私も生まれてから、今まで何の疑問も、持たずに今まで来ていました。
 
でも、知り合いが、お子さんに質問されてお返事に困ったそうです。
 
そこで今回は、パパやママの名誉のために、そんな疑問にお答えするために、初詣の意味についてのお話をします。
 
 
 

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初詣にお参りする意味とは?

 
お正月に初詣にお参りするのは、一体どんな意味があるのでしょうか?
 
初詣(はつもうで)は、もとは年神様をお迎えに行く儀式だったと言われています。
 
1.近くの地元の神社やお寺に年神様をお迎えに行く為のお参り。
 
2.地元の神社やお寺または恵方の神社やお寺に、感謝の気持ちと、その年一年の無事と平安をお祈りするためのお参り。
 
と2回のお参りをしていたことが由来とされていますが、最近では、2.の意味でのお参りが一般的になって来ています。
 
つまり、「年神様をお迎えに行く」「一年の無事と平安をお祈りする」という事ですね。
 
また、最近では、地元の神社やお寺または恵方の神社やお寺にこだわらず、有名な神社やお寺、行きたい神社やお寺に行く人達が多くなって来ています。
 
 

初詣とはいつまで

 
それでは、初詣とはいつまでに行けばいいのでしょうか?
 
古くは、1月1日(元日)にお参りするのが「初参り」と言い、1月2日から7日(松の内)までのお参りを「初詣」(恵方詣りとも呼ぶ)と呼んでいました。
 
でも、今は年が明けてから、初めてお参りした日を「初詣」と呼ぶことが多くなってきています。
 
また最近では、「初参り」=「初詣」と扱われ、合わせて「初詣」という事が多くなっています。
 
 
ちなみに、細かく言うと、神社にお参りする場合には、拝礼するので「参拝」といいます。
 
お寺では、お参りしても拝礼しないので「参拝」といいます。
 
但し、初詣の場合には、神社でもお寺でも、「参詣して参拝」になりますし、最近では区別して使われる事は少ないですね。
 
さて、初詣は、神社でもお寺でも良いとお話をしましたが、神社とお寺では、お参りの方法が違うのをご存知でしたか?
 
そのあたりのお話もしますね。
 

初詣の神社参拝の仕方

 
1.鳥居を潜る手前で軽く会釈します。
 
2.鳥居を潜る時には左端を潜り、参道も左端を歩きます。
 
 (参道を歩くときも同様に端を歩きます。)
 
3.手水舎の水で手を洗い、口をすすいで心身を清めます。
 
 ①右手で柄杓を持ち水を汲み左手を洗います。
 ②左手に柄杓を持ちかえて右手を洗います。
 ③右手に柄杓を持ち左手に水を受けて口をます洗い(すすぎ)ます。
 ④そのまま左手を洗います。
 ⑤そのまま柄杓を立てて水を柄の方に流し、柄杓の柄を洗います。
 ⑥柄杓を置き場に伏せておきます。
 
 気を付けなければいけないには、柄杓にお水を入れるのは、①の一度だけで、②から⑤を行います。
 
4.賽銭箱にお賽銭をやさしく入れる。 投げてはいけません。
 
 賽銭箱にお賽銭を入れる金額については後述しますね。
 
5.二拝二拍手一拝に則って拝礼する
 
 ①2回おじぎをする。
 ②2回柏手を打つ。
 ③手を合わせて拝み神様に住所と氏名をお伝えする。
  1年間お世話になったお礼をお伝えする。
  新しい1年の抱負をお伝えする。
  抱負をお伝えすると共にお願いをしても良いですが1つにしましょう。
  但し、お願いの見返りを求めてはいけませんよ。
 ④1回おじぎをする。
 
6.帰りは参道の右端を歩き。鳥居も右端を潜り向きを変えて(神様の方を向き)軽く会釈します。
 
 

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初詣の寺での作法

 
お寺での作法も一部を除いては神社の場合と同じです。
 
その部分だけをお伝えしてもいいのですが、分かりやすくするために流れの通りお話ししますね。
 
1.山門を潜る手前で軽く会釈します。
 
2.山門を潜る時には左端を潜り、参道も左端を歩きます。
 
3.手水舎の水で手を洗い、口をすすいで心身を清めます。
 
 ①右手で柄杓を持ち水を汲み左手を洗います。
 ②左手に柄杓を持ちかえて右手を洗います。
 ③右手に柄杓を持ち左手に水を受けて口をます洗い(すすぎ)ます。
 ④そのまま左手を洗います。
 ⑤そのまま柄杓を立てて水を柄の方に流し、柄杓の柄を洗います。
 ⑥柄杓を置き場に伏せておきます。
  気を付けなければいけないには、柄杓にお水を入れるのは、①の一度だけで、②から⑤を行います。
 
4.お線香をあげるところがある場合にはお線香をあげる。
 
5.1回おじぎをする。
 
6.賽銭箱にお賽銭をやさしく入れる。 投げてはいけません。
 
 お賽銭の金額は、神社の時と同様です。
 
7.手を合わせて拝む
 
 ①胸の前で手を合わせて拝み神様に住所と氏名をお伝えする。
  1年間お世話になったお礼をお伝えする。
  新しい1年の抱負をお伝えする。
  抱負をお伝えすると共にお願いをしても良いですが1つにしましょう。
  但し、お願いの見返りを求めてはいけませんよ。
 ②1回おじぎをする。
 
8.帰りは参道の右端を歩き。山門も右端を潜り向きを変えて(神様の方を向き)軽く会釈します。
 
 
 

初詣のお賽銭の意味とは?

 
前章でもお賽銭のお話をしましたが、どうして初詣にお賽銭を出すのでしょうか?
 
その意味についてお話ししますね。
 
昔は、初詣の時に、神様に1年間のお礼と感謝の気持ちを表す意味での米などのお供物が由来しています。
 
それが、室町時代ごろから、お金をお賽銭箱に入れるようになったと言われています。
 
つまり、お賽銭は、これからの1年のお願いを叶えてもらうためにする物ではなく、今迄の1年間を無事に過ごせたことのお礼と感謝の気持ちとしてお供えする意味で出すものだということになります。
 
 
それでは、賽銭箱にお賽銭を入れる金額はどのくらいなのでしょうか?
  
割とオーソドックスな金額をいくつかご紹介しますね。
 
 ・  5円:「ご縁がありますように」
 ・ 15円:「十分にご縁がありますように」
 ・ 45円:「始終ご縁がありますように」
 ・115円:「いいご縁がありますように」
 ・125円:「十二分にご縁がありますように」
 
ちなみに、我が家は、5円で「ご縁がありますように」でお参りしています。
 
10円玉は、「遠縁になる」との意味から嫌う方が少なくありません。
 
 
 

初詣にお守りを買う意味は?

 
初詣にお守りを買う意味って・・・・これからの1年を守ってもらうためですよね。
 
お守りも、持って歩くものから、お家に飾るものまでいろいろありますよね。
 
代表的な物をご紹介します。
 
■お守り袋
 
 お守りと言ったらこれが頭に浮かびますよね。
 
 「魔除け」「開運」「招福」を願って身に着けて、肌身離さず持って歩くお守りですね。
 
 「交通安全」「家内安全」「縁結び」「合格祈願」「安産祈願」「厄除け」等々。
 
 最強は、「お守り」とだけ袋に書いてある万能お守りだと神社の巫女さんに教わりました。
 
■熊手
 
 熊手は、福をかき集めるための「開運」「招福」「金運」のお守りとしての縁起物です。
 
 玄関の少し高い位置に、玄関の入り口に向けて飾るのが一般的です。
 
 玄関以外の室内に飾る時には、熊手の正面を北以外に向けて飾るようにします。
 
■破魔矢
 
 破魔矢は災厄を除ける「魔除け」のお守りとしての縁起物です。
 
 頭より高い位置に置き鏃(矢じり(矢の尖った先))を、その年の凶の方角に向けます。
 
 
役目を終えた前年のお守りは、初詣でお参りした場所で納めて、炊き上げてもらいましょう。
 
この時、いただいた場所でなくとも大丈夫だと近くの全国的に有名な神社でお聞きしました。
 
ちなみに、我が家は神奈川県なので、以前お参りした、伊勢神宮や出雲大社で、いただいたお守りをそこまで納めに行けないので、いつも行く近くの神社に納めました。
 
 
 

まとめ

 
今回は、初詣についてのお話をしました。
 
初詣の意味がわかった後のお参りは心構えも違いますよね。
 
お子さまに質問されても堂々と答えてあげられるパパ、ママはかっこいいですよね。
 
良いお年をお迎えください。
 
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。

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