毎日、暑い日が続いていますが、「なんとなくだるい」「なんとなく体調が悪い」「疲れがとれない」
「食欲がない」など、体が不調を訴えていないですか?
夏バテとは自律神経のバランスの乱れで、最大の原因は、屋外と室内の温度差などから体温調整が、
上手くコントロールできなくなることや、熱帯夜による睡眠不足やそれらによるストレスなどによって
起こり、「だるさ」「食欲不振」「無気力」などの症状を言います。
せっかくの夏、体調が悪くて遊べないなんてもったいないです。元気に思い切り遊びたいですよね。
夏バテの対策をしっかりして、暑い夏をうまく乗りきり、楽しい夏を過ごしましょう!
夏バテの対策に入浴法
夏はシャワーで済ませてしまう方が増えていますが、夏バテの対策には是非お風呂に浸かることを
おすすめします。
身体が夏の暑さに順応することを暑熱順化といいます。
実は、この暑熱順化の成立は大事で、これが起きていないと、夏バテや熱中症になりやすくなります。
そこで、身体を暑熱順化を成立させるには、夏の前は40℃、夏になったら38℃のお湯に、
高濃度炭酸ガス入りの入浴剤を入れて10~15分つかるのを2週間程度続けることにより、
暑熱順化に似た体の変化が起きて効果的です。
高濃度炭酸ガス入りの入浴剤を入れない入浴では、少し長めに20~30分つかることにより、
副交感神経が活発になり、リラックス効果が得られ、ぐっすり眠ることができる他、血管が広がり、
全身の血行がよくなり、発汗することで、体内の老廃物が体外に排出されるので、夏バテの対策には
効果的です。
夏バテの対策に運動法
汗ばむくらいの運動をすることも暑熱順化を成立させます。
汗ばむくらいの運動量が必要なので、ストレッチなどの軽い運動では効果が低いといえます。
ウォーキングやジョギング、ジムでの運動、階段の昇降などの運動を2週間ほど続けることにより
暑熱順化が成立します。
運動は1日あたり、1.5時間程度で十分効果が出ますので、それ以上やって逆に疲れないように
しましょう。
また、無理な運動はやめましょう。最初は無理なく徐々に運動時間を増やすなどして行きましょう。
水分補給や休憩も忘れずにしましょうね。
夏バテの対策に食事法
暑い時期、食欲も減退しますが、量は減ったとしても栄養バランスを考えて食事をとることにより
暑い夏を乗り切りましょう。
そこで、エネルギーを作り、疲れやだるさの対策にビタミンB1・B2、ストレス対策にビタミンC、
身体の機能を維持する、カリウムやナトリウムなどのミネラルなどを含んだ食事が効果的です。
例えば、これらの栄養素を多く含む、果物を1日の始まりの朝食に是非食べてください。
特に、オレンジやキュウイなどは糖分やビタミンを多く含むので理想的です。
まとめ
今回は、夏バテの対策に効果的な、入浴法や運動法、食事法をご紹介しました。
是非、暑い夏を乗り切り、楽しい夏の時間をお過ごしください。
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。
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