最近では、年賀状をはがきではなく、パソコンメールやスマホメール、携帯メールで済ます方が増えて来ています。
でも、礼儀としてはどうなのでしょうか?
親しい友人は、ともかくとして先輩や上司に対しては、失礼にならないのでしょうか?
メールの内容は、はがきと同じで良いのかなど分からないことが多いですよね。
今回はそんなあなたの疑問にお答えするために、年賀状をメールで送る場合についてお話します。
年賀状をメールで送るのは失礼なの?
最近では、パソコンやスマートフォンの普及により、若い人を中心に年賀状をはがきではなくメールで送る方が増えていますね。
私などは、人間が古いので、どうしても年賀はがきでないと相手に失礼だと思ってしまい、年賀状は、お年玉付き年賀はがきで出していますが、実際はどうなのでしょうか?
いろいろな意見がありますが、年賀状を送る側(あなた)の考え方や気持ち、同様に送るお相手の考え方や気持ちによることが多いです。
30歳までは、メールで出していたけど、30歳超えてからは、年賀状はハガキで出すようになったと言う方が割と多いんです。
30代になると仕事の関係で先輩や上司、取引先とのお付き合いの関係から年賀状をハガキで出すようになる人が多いのでしょうね。
かといって30代以上は、みなさんハガキ派かと言うと、そんなこともなく、50代、60代、70代の方達でも、年賀状をメールで出す方が多いんですよ。
また、会社などでは個人情報の観点から昔のように社員名簿などは配られないので、年賀状を葉書で出したくても住所がわからないので出せないなんてこともありますよね。
という事で、年賀状の送り手と受け取り手の考え方によるもので、年賀状をメールで送るのは失礼ではないということですね。
ただし次にお話しするマナーは守りましょうね。
年賀状をメールで送る時のマナーは?
年賀状をメールで送るのは失礼ではないというお話をしました。
でも、これからお話する最低限のマナーは守った方がいいでしょう。
1.年賀状をメールで送る場合には、送信時間を考えて送る。
年賀状をメールで送る場合、殆んどの方が00:00に、送信したいのだと思います。
パソコンにメールを送る場合には、特に問題はありませんが、携帯やスマートフォンに送信する場合にはお相手の事情も考慮に入れた方がいいです。
あきらかに起きているのが分かっている方はいいですが、年末年始だからといって、みなさんが起きているわけではありません。
中には熟眠中の方も居ますので、その辺りを考慮に入れて送信する時間を考えましょう。
熟眠中に着信音で起こされるのは怒りさえ湧きますよね。
また、毎年00:00に、送信する方が多いため、その時間は混みあって送信ができないケースが多いです。
どちらにしても時間を、ずらさなければですね。
2.一括送信メールはやめましょう
「一括送信メール」これって意外と嫌がる方が多いんですよ。
中には、一括送信メールで年賀状をもらっても失礼だなぁと思って返信しないなんて人も居ます。
メールで送るにも、あくまでも1年間の感謝の気持ちと今後もお願いしますという気持ちを込めて出すものだという事をお忘れにならないようにしましょう。
3.はがきで送って来る方には、はがきで返信しましょう。
もし、自分が出していない方から、はがきで年賀状を受け取った場合には、はがきで返信しましょう。
また、既に年賀状のメールを送信した方から、はがきで年賀状を受け取った場合には、
1)前年の年賀状葉書にて、今後は年賀状をメールにする旨を伝えている場合。
そのままで、年賀はがきを出さなくてもいいでしょう。
2)前年の年賀状葉書にて、今後は年賀状をメールにする旨を伝えていない場合。
お相手は、メールに切り替わったことを知らないで年賀はがきを送って来ていますので、
年賀状を年賀ハガキという形でもう一度送りなおしたほうがいいでしょう。
その場合には、今後は年賀状をメールにする旨を一言添えましょう。
年賀状のメール例文をご紹介
年賀状のメール例文をご紹介します。
【親戚・知人に送る年賀メール例文】
謹賀新年
新しい年を迎え
皆様のご健康とご多幸を
心よりお祈り申し上げます
本年もよろしくお願いいたします
【職場の上司・先輩に送る年賀メール例文】
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年中に賜りましたご厚誼に
感謝いたしますとともに
本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど
お願い申し上げます
【友人・同僚に送る年賀メール例文】
謹賀新年
昨年中はいろいろお世話になり
ありがとうございました。
今年もよろしくお願い申し上げます
まとめ
今回は、年賀状をメールで送ることについてお話しをしました。
年賀状をメールで送ることについては問題ありませんが、受け取り手によっては、不快に思われる方も居るかもしれません。
もし、お叱りを戴いた場合には、その方に対しては、翌年は年賀はがきで出すようにしましょう。
今回のお話が、お役に立てたら幸いです。
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